人生最大重量からのスタート
去年の夏、俺は絶望的に肥えていた。
身長は自称170センチ、体重は過去最高の72キロ。
ジムにも通い、余計なお替りも控えているはずなのに、なぜか減らない体重…。
「これはもう、根性だけではどうにもならん。」 そう確信して目を付けたのが、
メディカルダイエットだった。
診察は「オンラインクリニック」
今回利用したのは、DMMオンラインクリニック。 AGAやEDの受診経験がある俺にとって、オンライン診療はすでにお家芸だ。
予約して、事前に問診票を入力する。お医者さんは不必要な詮索はしてこない。「そう、オンラインならね。」
「リベルサス」vs「マンジャロ」
まずは、検討にあたって調べた主要な薬のスペックを整理しておく。
💊 リベルサス【手軽な飲み薬タイプ】
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仕組み: 「GLP-1」というホルモンを補い、脳と胃に働きかけて自然に食欲を抑えます。
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メリット: 1日1回、朝に錠剤を飲むだけ。保管も常温でOK。
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注意点: 起床後すぐ少量の水で服用し、その後30分〜2時間は飲食禁止という厳しいルールがあります。
💉 マンジャロ【強力な週1回注射タイプ】
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仕組み: 2つのホルモン(GIP/GLP-1)がダブルで作用。リベルサスよりさらに強力に食欲を消し、脂肪燃焼も促します。
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メリット: 週に1回の注射で済むため、毎朝の服用ルールが面倒な人に最適。
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注意点: 自己注射(痛みは少なめ)が必要で、薬剤は冷蔵庫保管。リベルサスより費用は高めです。
とのことだ。僕は普通に値段で選んだ。
リベルサス3㎎だと月に送料込みで9000円程度だが、
マンジャロの場合2万以上かかったと記憶している。
💊 リベルサスのデメリット
「毎朝のルール」と「胃腸のムカつき」が壁!
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服用ルールが超シビア: 起床後、空腹の状態で120ml以下の水で飲み、その後30分〜2時間は水すら飲めません。このルールを破ると効果が激減します。
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飲み始めの不快感: 吐き気、胃のムカつき、胸焼けを感じる人が多いです。体が慣れるまで数週間かかることも。
リベルサスとマンジャロの副作用
リベルサスとマンジャロは非常に優れたお薬ですが、共通して「胃腸系」の副作用が出やすいという特徴がある。
【必読】リベルサス・マンジャロの副作用まとめ
メディカルダイエットを始める前に、必ず知っておきたい「体の変化」があります。これらは「薬が効いている証拠」でもありますが、無理は禁物です。
1. 最も多いのは「胃腸の不快感」
飲み始めや、薬の量を増やしたタイミングで、約半数以上の方が以下の症状を経験します。
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吐き気・胸焼け: 胃の動きがゆっくりになるため、食べ物が胃に残り、ムカムカしやすくなります。
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下痢・便秘: 腸の動きにも影響を与えるため、便通のリズムが変わることがあります。
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お腹の張り: ガスが溜まったような感覚になることがあります。
2. 「低血糖」によるふらつき
基本的には血糖値を適切に下げる薬ですが、食事を極端に抜いたり、激しい運動をしたりすると、低血糖(ふらつき、冷や汗、強い空腹感)が起こる可能性があります。
3. 【要注意】稀に起こる重大な副作用
確率は非常に低いですが、以下の症状が出た場合は、すぐに使用を中止して医師に連絡してください。
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急性膵炎(すいえん): 激しい腹痛(特にお辞儀をすると楽になる背中まで突き抜けるような痛み)や、繰り返す嘔吐。
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脱水: 下痢や嘔吐が続くと脱水症状を起こすことがあります。
リベルサス体験談
お医者さんからは「3mgは導入用だから、5人に1人くらいしか食欲減少を感じないかも」と言われたが、俺にはバッチリだった。
「もういいや」が早く来る感覚
巷では「食欲が消える」なんて言われるが、俺の感覚は少し違う。「普通に腹は減る。でも、食べ始めるとすぐに”もういいや”という満足感がやってくる」のだ。
大好きなラーメン屋。以前なら「大盛り・完飲」が当たり前だったが、リベルサス服用中は半分くらいで「あ、もう幸せ。これ以上は蛇足だわ」というブレーキが勝手に掛かる。この「早めのブレーキ」こそが、10kg減の最大の勝因だと思う。
鉄の掟と「お腹の張り」対策
リベルサスには「起床後すぐ、少量の水で飲み、30分以上は絶飲食」という厳しいルールがある。これを守るのは正直面倒だが、効果のために死守した。
副作用の「お腹の張り」には、整腸剤のエビオス錠を投入。これが相性抜群で、不快感は1ヶ月ほどですんなり落ち着いた。
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メトホルミン
メトホルミンも補助として、使っていた。
何より安いし。朝にリベルサスを飲み、昼と夜には食後にメトホルミンを飲む、
完璧な布陣である。なんせ安いし。
メトホルミンの効果
ダイエット薬として今再注目されている「メトホルミン」。もともとは糖尿病の治療薬として50年以上の歴史がある安心感の強いお薬。
他のキラキラした最新薬に比べて地味に見えますが、実は「コスパ」と「体質改善」において非常に優秀。その効果をまとめた。
1. 「糖」を作らせない・吸収させない
メトホルミンの最大の特徴は、肝臓で糖が新しく作られる(糖新生)をブロックすること。さらに、食事から摂った糖が腸から吸収されるのを抑える効果も期待できます。
2. 筋肉を「燃焼モード」にする
体内のエネルギーセンサー(AMPK)を活性化させ、筋肉などで糖を効率よくエネルギーとして消費しやすくします。いわば、「痩せやすい代謝状態」をサポートしてくれるイメージです。
3. インスリンの効きを良くする
「インスリン抵抗性」を改善し、血液中の糖が脂肪として蓄えられにくい体へと導きます。これにより、リバウンドしにくい体づくりを目指せます。
4. 嬉しい「おまけ」の効果?
近年の研究では、エイジングケア(抗老化)や、腸内環境を整えて食欲抑制ホルモン(GLP-1)の分泌を促すといった効果も注目されています。
メトホルミンの副作用
メトホルミンは安価で効果的なお薬ですが、飲み始めには少し「コツ」が必要です。特に多い症状と、それを回避する方法をまとめました。
1. 飲み始めに多い「お腹のトラブル」
メトホルミンを飲み始めた方の約2〜3割に、以下のような胃腸症状が出ることがあります。
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下痢・軟便: 最も多い症状です。腸内の環境が変わる過程で起こります。
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腹痛・胃のムカつき: お腹が張ったり、軽く吐き気を感じたりすることがあります。
【ポイント】 これらの症状は、飲み続けて1〜2週間ほどで体が慣れ、自然に治まることがほとんどです。最初は少ない量からスタートして、徐々に増やしていくのが鉄則です。
2. 「ビタミンB12」の不足
長期(数年単位)で飲み続けると、ビタミンB12の吸収が妨げられ、不足することがあります。
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症状: 手足のしびれ、貧血など。
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対策: マルチビタミンのサプリを併用したり、定期的な血液検査でチェックしたりすれば安心です。
3. 【重要】乳酸アシドーシス(ごく稀な重い副作用)
血液中に乳酸が溜まり、体が酸性に傾く状態です。
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症状: 激しい倦怠感、吐き気、深い呼吸など。
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注意すべき人: 重い腎機能障害がある方や、過度なアルコール摂取をする方。
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対策: 「お酒の飲み過ぎ」には十分に注意してください。また、脱水症状もリスクを高めるため、水分補給を忘れずに!
メトホルミンの体験談
こいつはとにかくお腹を下す。「下利便パラダイス」だ。特に脂っこいものを食べた後はダイレクトにくる。しかし、「これだけ出れば糖分も吸収されてないだろう」というポジティブな(?)気持ちで乗り切った。
謎の疲労感の正体
服用中、とにかく体が重くて疲れる時期があった。食事制限のせいだと思っていたが、実はメトホルミンによるビタミンB12不足が原因。 半信半疑でビタミンBのサプリを飲んだ翌日、視界が開けるように体が軽くなったのは衝撃だった。メトホルミンを考えてる人は、マジでビタミンB飲んだ方がいいと思います(笑)
大丈夫、これ最強だから。
10kg痩せた後の「敗戦処理」
結果、10キロ以上の減量に成功した。 毎日のように体重が減っていくのは、最高に楽しかった。 現在は60〜61kgを反復横跳びしている。身長170cm(自称)の標準体重は63kgなので、もう十分に「痩せている」部類だ。
痩せた、でも筋肉も落ちた
食事制限(薬)だけで痩せると、脂肪と一緒に筋肉も落ちる。 筋肉が減れば代謝が落ち、薬をやめれば即リバウンド…という恐怖が待っている。 今の俺は、落ちてしまった代謝を取り戻すために週数回の筋トレに励む「敗戦処理」の真っ最中だ。
徐々に、服用量を減らしたいと思いつつ、現在も薬の服用は続けているのだが、
おそらく、リベルサスは効きづらくなっていると思う。
リベルサスは慣れで効かなくなる?
服用を続けていると、最初はあれほど感動した「食欲が消える感覚」が薄れてくることがあります。これには、体と脳の仕組みが関係しています。
1. 体が薬に「適応」するから
私たちの体は非常に賢く、外部から入ってくるホルモン(GLP-1)に対して、次第に「これが普通の状態」と判断して慣れてしまいます。 その結果、飲み始めの頃のような「強烈な満腹感」や「吐き気」といった初期の反応が落ち着き、効きが弱くなったように感じることがあります。
2. 「食欲」以外で食べてしまう
リベルサスは脳の満腹中枢を刺激しますが、「口寂しさ」「ストレス食い」「付き合いの食事」といった、本能的な空腹以外の食欲を完全に消すことはできません。 薬の刺激に慣れてくると、こうした「心理的な食欲」が勝ってしまい、食べる量が増えてしまうことがあります。
「効きにくい」と感じた時の対策
ステップアップ(増量)を検討する
多くのクリニックでは、まず3mgで体を慣らし、効果が薄れてきたタイミングで7mg、さらに14mgへと増量することを提案します。一段階上げることで、再び強力な効果を実感できるようになります。
と、こんなことらしい。
まとめ
10kg痩せて、世界が変わった。
でも、それは薬をきっかけに「自分の食事と向き合った」結果だ。
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リベルサスは「飲むタイミング」が命(30分〜2時間は絶飲食!)
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副作用(下痢・胃もたれ)は「エビオス」で防げ
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倦怠感が出たら「ビタミンB」を迷わず飲め
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痩せた後の「筋トレ」までがセット
俺のダイエットはまだまだ続きます。
無限ダイエット編。俺はまだ負けてない!
