- はじめに
- 1. 【注意】入山料4,000円と「レインウェア必須」の事前チェックについて
- 2. これさえ揃えればOK!富士登山の基本持ち物リスト
- 3. 【最重要】山小屋は「8合目」一択!自力予約は諦めて「バス往復セット(フリープラン)」で取れ
- 4. 勝ち確定を引き寄せた「日程選び」の最適解
- 5. 【裏ワザ】5合目の500円コインロッカーを活用せよ!
- 6. 【実録】富士登山の道中・山頂のリアル(景色・高山病・足場・バーナーの真相)
- 7. 実際に使って「マジで良かった」神アイテム
- 8. 正直微妙だった点・次回の改善点(※ここをサボると下りで死ぬ)
- まとめ
はじめに
おはようございます。
突然ですが、富士山に登ってきました。
「富士山に登るなら全身ノースフェイスかパタゴニアで固めないと死ぬ」みたいな風潮、あるじゃないですか。ガチ勢の圧に屈して登山用品店に行くと、レインウェアとジャケットだけで5万円とかして普通に心が折れます。流石にきちいぜ~。
というわけで今回は、**「ユニクロとワークマンの装備だけでどこまで行けるのか?」をテーマに、一番メジャーな「吉田ルート」**を使って富士登頂に挑んできました。
この記事1本読めば、最新の規制ルールから基本持ち物リスト、山小屋の選び方、絶景、高山病・足場のリアル、バーナー使用の真相、コスパ装備、下りの反省点まで富士登山のすべてが分かるようにまとめました。これから富士山目指す方の参考になれば幸いです。
1. 【注意】入山料4,000円と「レインウェア必須」の事前チェックについて
まず、登る前に知っておくべき最新の規制・ルールについてです。
現在、富士山(吉田ルート)では通行料(入山料)として4,000円がかかります。当日五合目現地で現金支払いもできますが、混雑を避けるためにも事前予約システムからネット決済(クレジットカード・PayPay等)を済ませておくのが断然ラクでおすすめです。
また、五合目のゲート受付では**「レインウェアを持っているか」の装備確認**が行われます。
山での雨や強風による低体温症を防ぐため、レインウェア(雨具)がないと登山させてもらえないルールになっています。忘れずに必ず持参しましょう!
2. これさえ揃えればOK!富士登山の基本持ち物リスト
次に「富士山に行くなら最低限何を持っていけばいいの?」という基本の持ち物一式リストです。
| カテゴリ | 持ち物 | 補足・オススメ |
| ベース装備 | ザック(リュック) | 20〜30L程度の大きさ |
| ザックカバー | 雨対策(レインカバー) | |
| レインウェア | 持っていないと登山できません!受付で確認あり | |
| ハイドレーション | 歩きながら給水できるチューブ付き水袋 | |
| ヘッドライト | 夜間歩行・山小屋の移動で必須(予備電池も) | |
| 100円玉(小銭) |
トイレ利用料 (1回200〜300円)用 |
|
| 千円札などの紙幣 | 山頂のグルメや物販用 | |
| 身分証明書・健康保険証 |
万が一の体調不良・怪我用 |
|
| モバイルバッテリー | 山小屋にコンセントはありません。 | |
| 常備薬・絆創膏 | 胃腸薬・頭痛薬・靴擦れ保護テープ | | |
| 敷物・ゴミ袋 | 敷物はあったら便利、ゴミは持ち帰りましょう。 | |
| ウエア類 | ベースレイヤー | ユニクロ エアリズム(即乾・サラサラ) |
| トップス | 速乾性長袖Tシャツ | |
| 防寒着 | ユニクロ ウルトラライトダウン | |
| レインウェア | ワークマン エックスシェルター(R)**等(風よけ兼用) | |
| 登山パンツ | ストレッチ性のある運動用パンツ | |
| 登山靴 |
トレッキングシューズ (サイズ選び注意) |
|
| 靴下 | ワークマン メリノウールソックス | |
| 小物 | 手袋(防寒・岩場用)、帽子 | |
| 下り対策 | 膝サポーター | 富士山の下りは地獄です。 |
| ショートゲイター |
砂利や小石が靴に入るのを防ぐ スパッツ |
|
| トレッキングポール | 膝への負担軽減用 | |
| 食べ物・水 | ペットボトル(500ml×2) | 基本の水(追加は山小屋で買えばOK) |
| 大量の行動食 | 羊羹・ウイダーインゼリー・ラムネ・ナッツ等 |
3. 【最重要】山小屋は「8合目」一択!自力予約は諦めて「バス往復セット(フリープラン)」で取れ
富士山に登ると決めたら、まず最初にぶち当たる壁が**「山小屋の予約」**です。
結論から言います。自力で山小屋単体の予約を取ろうとするのはほぼ無理ゲーです。
予約開始日にアクセスが集中して一瞬で埋まるか、電話が一生つながりません。
じゃあどうやって枠を確保したのかというと、旅行会社(クラブゲッツやサンシャインツアー等)が販売している**「往復バス+山小屋宿泊」がセットになった「完全フリープラン(ガイドなし)」**を使いました。
※宿泊代はツアー費用として事前にカード決済等で済んでいるので、当日に現地で支払う手間や大金を持ち歩く必要もありません。
山小屋はガチで「8合目」を確保すべき理由
山小屋の位置ですが、ガチで8合目を強くオススメします。
「7合目でもいいじゃん」と思うかもしれませんが、7合目と8合目では距離にして2時間くらい差があります。
ご来光(初日の出)に間に合わせるため、8合目の山小屋でも深夜1時くらいには周囲の登山客が一斉に目を覚ましてガサゴソと移動を開始します。周りの雰囲気に飲まれて自分も結局1時には起きちゃいました。7合目に泊まっていたら、一体何時に起きなきゃいけないんだという話です。
ちなみに山小屋のスタッフからは「山頂までの道が混んでるから、8合目から山頂まで3時間くらいかかるんじゃない?」と言われていたのですが、平日にずらしたおかげか結局2時間くらいでスムーズに山頂まで行けました!
なお、登山で死ぬほど疲れているのに**山小屋は雑魚寝&周りのイビキ&高山病のプレッシャーでなかなか寝られませんでした(リアルな現実)。**だからこそ、少しでも山頂に近い8合目を確保して体力を温存するのが絶対の正解です。
4. 勝ち確定を引き寄せた「日程選び」の最適解
次に勝因となったのが日程選びです。日程は**「7月下旬の平日」**一択。これマジでテストに出ます。
* 「梅雨明け直後」の圧倒的晴天率
* 7月上旬は梅雨前線で地獄を見ますが、7月20日過ぎ〜下旬の「梅雨明け直後」は、太平洋高気圧が張り出す**「梅雨明け10日」**の神確変ゾーン。バチバチの晴天率を引き当てられます。
* 「平日」によるご来光渋滞の回避
* 週末や8月のお盆期間は、八合目あたりから人間による大渋滞が発生し、牛歩状態のまま山頂手前で日が昇る最悪の展開に。平日にずらすだけでストレスは半減以下になり、コースタイム通り2時間程度でスイスイ登れます。
5. 【裏ワザ】5合目の500円コインロッカーを活用せよ!
登山中のリュックは100gでも軽くするのが鉄則。でも「帰りの着替え」や「予備の防寒具」も持っていきたい……と悩みますよね。
そこで気づいたのが、富士山5合目にある500円のコインロッカーです。
登山に不要な「下山後の着替え」や帰りの私服・サンダルなどは、すべて5合目のコインロッカーにぶち込んでおけばOK!
登るときは必要最低限の装備だけで軽量化して登り、下山後にロッカーから清潔な服を取り出して着替えることができます。荷物を気にせず「万全の準備」で富士山に来れるので、このコインロッカー活用はマジでおすすめです。
6. 【実録】富士登山の道中・山頂のリアル(景色・高山病・足場・バーナーの真相)
実際に登ってみて感じた「生の体験談」をまとめます。富士山は想像以上の絶景と、それなりの厳しさがありました。
① 夜空の星と山頂の景色(地球を感じる異世界感)
深夜、ご来光を目指して暗闇の中を登っていくのですが……空がめちゃくちゃ近くて、星が信じられないくらい近い。
見上げると降るような星空が広がっていて、本当に「今自分は地球の上に立っているんだな」と全身で実感できます。
そして苦労してたどり着いた山頂の景色は最高の一言。
一面に広がる雲海と荒々しい火口のロケーションは、まるで地球以外の「他の惑星」に降り立ったかのような壮大な光景でした。苦労して登った甲斐があったと心から思える瞬間です。
② 御朱印を集めてる人は「御朱印帳」を絶対持っていこう!
富士山頂には**「富士山頂浅間大社奥宮」があります。
ここで御朱印をいただくことができるのですが、書き置き(紙でもらうタイプ)だけでなく、なんと自分の御朱印帳に直接手書きで記帳してもらえます!**
日本最高峰の山頂で直接書いてもらえる御朱印は、人生においても最高の思い出になるので、集めている方は絶対に御朱印帳を持参しましょう!(持っていけばよかったと後から後悔しないように!)
③ 酸素の薄さと「足場の滑りやすさ」には要注意
登っていくうちに、ハッキリと**「あ、酸素が薄いな……」**という感覚に襲われます。少しペースを上げるとすぐに息が上がるので、無理は禁物です。
また、富士山の道は全体的に「火山岩(ザクザクした赤土や細かい岩石)」でできています。
そのため、靴のグリップがとにかく効きづらくて滑りやすい! 一歩一歩足元を意識して踏みしめないとズルッと体力を削られるので、歩き方にはかなり注意が必要だと感じました。
④ バーナー(ガスコンロ)は山頂で使えるのか問題の真相と「痛恨の失敗」
ネット上で「富士山でバーナーは使えない」と言われることがありますが、結論から言うと**「ルール上は使用OK(禁止されていない)だが、場所による」**というのが真相です。
* なぜ「使えない」と言われるのか?
* たき火や直火は禁止されており、山小屋の周辺やご来光待ちの人混みの中でのバーナー使用は、火災防止や接触の危険から禁止・自粛となっているためです。
* 実際はどうだったか?
* 山頂に到着後、「お鉢巡り(火口の周りを一周すること)」などをしている最中はスペースが十分に空いている場所があるため、全然お湯を沸かせそうだなと感じました。人混みを避けて安全なスペースさえ確保すれば使用可能です!
……と、ドヤ顔でルールを語ってみましたが、私は自前でバーナーとガス缶を持参したものの、お湯を沸かすメスティン(鍋)を家に忘れました。
わざわざ下界から**「自分の一番お気に入りの味のカップヌードル」**をウキウキで持参していただけに、「鍋がないから湯が沸かせない」と絶望……マジで喰いたかった……!
バーナーとガス缶を単なる「重り」として富士山頂まで担ぎ上げただけの人になりました。みなさんは絶対に鍋を忘れないでください。
⑤ 水・行動食・物価インフレと「山頂の最高な1,200円カップ麺」
* 高山病対策: ハイドレーションで水をちびちび飲みつつ、バテる前に行動食(ラムネや羊羹)を食いまくるのが高山病予防に直効きしました。
* 物価のインフレ(小銭&紙幣も必須!): 標高が上がるにつれてペットボトルが500円(大)→500円(小)とインフレし、山頂の売店ではカップヌードルがなんと1,200円!! 下界の感覚だと目ん玉飛び出そうになりますが、自前の鍋を忘れて絶望した私にとって、極寒の山頂で食べる1,200円の熱々カップ麺は涙が出るほど人生一うまい食い物でした。山小屋代が事前決済で済んでいても、お札(千円札)を何枚か持っていくことを強くおすすめします!
7. 実際に使って「マジで良かった」神アイテム
① ユニクロ:エアリズムインナー
登山の快適性を左右する隠れたMVPです。
何時間歩いても汗でベタつくことがなくずっとサラサラ。山小屋で仮眠をとるときも快適でした。下着までしっかりエアリズムで固めて正解でした。
② ユニクロ:ウルトラライトダウン + ワークマン:エックスシェルター(R)レインスーツ(重ね着防寒)
山頂のご来光待ちは冬のコミケ待機列より余裕で寒いです。
アウターとしてエックスシェルターを羽織ることで強風を遮断し、インナーのダウンで保温。この重ね着スタイルはマジでおすすめ。
③ ワークマン関係ないけど「チューブで水飲めるやつ(ハイドレーション)」
歩きながら給水できる富士登山必須の神アイテム。
リュックを下ろさず小まめに水分補給できたおかげで、高山病の症状も一切出ずに済みました。
④ ワークマン:メリノウールソックス
バグレベルに蒸れない&臭わない靴下。
1足780円前後でこの耐久性と快適性は凄まじいです。足元を守るために全員買ってほしい。
8. 正直微妙だった点・次回の改善点(※ここをサボると下りで死ぬ)
富士山の真の牙は「下り」で剥き出しになります。
① トレッキングポールは持参で大正解!でも「膝サポーター」をサボって膝崩壊
足場が滑りやすい火山岩の下り坂。トレッキングポール(ストック)はしっかり持参していたので、これには本当に助けられました。
しかし……「膝サポーター」を装着していなかったため、長時間関節に衝撃が加わり続け、途中で膝が完全に悲鳴を上げて崩壊。 ポールだけでは吸収しきれない衝撃があるので、膝サポーターを横着して持って行かなかったのは大失敗でした。
② 舞い上がる砂利との戦い(ショートゲイターをケチった後悔)
下り(砂走り)では足を踏み出すたびに豪快に砂利が舞い上がり、靴の中に小石や砂がジャリジャリ入ってきます。
歩くたびに足裏が痛くて地獄。「荷物になるかな」と思って足首を覆う**「ゲイター(スパッツ)」**を持って行かなかったことを心から後悔しました。
③ 御朱印帳を忘れた痛恨のミス
前述の通り、山頂の浅間大社奥宮では手書きの御朱印がもらえます。
御朱印を集めているのに持って行くのを忘れてしまい、現地で「持ってくればよかった……」と悔し涙を呑みました。集めている方は絶対に忘れずリュックに入れてください!
まとめ
まとめると、失敗しない富士登山の法則は以下の通りです!
* 受付・費用: レインウェアは持っていないと登れません!入山料4,000円は事前にネット決済しておくとスムーズ。
* 持ち物: 基本リストを押さえ、紙幣も数枚持つ。御朱印集め中の人は御朱印帳を忘れずに!不要な荷物は5合目の500円コインロッカーへ。
* 山小屋: フリープランで絶対8合目を押さえる!(1時起きでも山頂まで2時間でサクッと行けます)
* 日程: 7月下旬の平日(梅雨明け直後×渋滞回避)
* 登山のリアル: 空と星が近くて異世界感あふれる絶景!足場は火山岩で滑りやすいので注意。
* 高山病対策: 水分補給&行動食を事あるごとに食いまくる!
* バーナー事情: 人混みを避ければ使用OK(お気に入り味のラーメンと鍋を絶対に忘れるな!)。
* 装備: ユニクロ・ワークマンで基本を固めつつ、**「ハイドレーション」「トレッキングポール」に加えて「膝サポーター」「ゲイター」**を装備して膝と足元を守る!
死ぬほど疲れますし山小屋ではなかなか寝られませんが、異世界のような絶景、山頂で食べる1,200円の最高なカップ麺、直接記帳してもらえる御朱印は最高の思い出になります!これから行く方の無事の登頂を祈っています!
